-------------------- 銀先生と白鳥くんネタ -------------------- 「はぁぁ・・・・どうしよう・・・また課題忘れちゃったよ・・・」 月曜日の朝だと言うのに、どんよりとした雰囲気を背負って歩く青年・白鳥隆士。 金曜日に出されていた課題をやろうとは思っていても、周りが周りな為思うようにいかず。 またあの恐ろしい罰を頂戴するのかと思えば、勝手に足取りは重くなるしテンションだって下がろうというものだ。 「あらあらー、また忘れちゃったんですねー?し・ら・と・り・く・ん?」 学校に遅刻しかけた挙げ句、朝一でそんなことを言われるに違いない。 夕方。 適当に時間を見計らって鳴滝荘に帰った隆士を待っていたのは、珠美によるお叱りだった。 電話をとったのが彼女であり、まだほかの住人には知らせていないとのことに、隆士は安堵した。 最後の「そう言えば学校に電話するようにいってましたー。・・・ちゃんとしましょうね?」 という台詞を聞くまでは、だったが。 「・・・どうしよう」 携帯電話を前に悩む青年、なかなかにシュールな光景ではある。 電話しなければ明日痛い目に遭うのは目に見えているし、かといってすれば何を言われるか。 しかしよく考えれば、今叱られた方が軽く済む。明日まで電話しなければ、それこそメルヘンの世界に取り込まれかねない。 よし電話しよう。 そう決めた隆士は、一応登録しておいた学校の番号を出し、電話をかけた。 『はい、皇デザイン専門学校ですが』 「あ、白鳥隆士ですが、銀雅先生はいらっしゃいますでしょうか?」 『あらー、白鳥くんですか。ちゃんと電話してくれたんですね』 「はい、今日は・・・」『白鳥くんが訳もなくサボるなんて思ってませんでしたよ』 どこか言葉の端々にトゲがある気がする。 ってゆーか僕が電話しなかったら一晩学校で過ごすつもりだったのかな、とか思うのをやり過ごし。 「いえ、デッサンの課題が出来てなくて、どうしようか悩んでたら・・」 『あらあらー、そうだったんですか?なら、お仕置きが必要ですね?』 「う・・・」 『今から学校に来てくださいねー?必ずですよ』「今から、ですか?」 『そうです。来なかったら・・・』 「・・・分かりました」『では、待ってますね』 プツンと音がして電話が切れた後、時間を確かめてみる。 間もなく六時になろうという時間だが、約束したからには行かなければならないだろう。 一応事情を知る珠美に出掛けることを告げ(食事は外食)、一応スケッチブックなども用意していった。 隆士が学校に着いた時、既に学校は闇に包まれており、人気など全くしなかった。 「・・・誰もいないじゃないか・・・・」 隆士は自分の事は棚に上げておいて、とりあえずぶーたれてみる。 帰ろうと足を動かした瞬間。 「あらあら、白鳥くんはどこに行くんですか?」 耳元でささやく声。 隆士の背筋が震え上がった。 「白鳥くん、帰っちゃダメじゃないですか?」 「だ、だからっていきなり後ろから声をかけないで下さい!びっくりしたじゃないですか!?」 膝がまだがくがくとしている。 先程の恐怖は未だ彼の中から抜けない。 今何かされたら泣いてしまいそうな勢いだ。 「でも私に非はありませんよー?」 「で、でも!本当に怖かったんですよ!!」 「はー、そうですか。それは悪いことをしました。・・・白鳥くん程じゃありませんが」 「う・・・・」 取りあえず中に入ろうと二人は教室に入ってきている。 だがなかなかの小心者っぷりを見せる隆士に、夜の学校は余りに怖い。 「さて、白鳥くんが今日無断で学校を休んだ事への罰ですが・・・」 月明かりのみが照らす教室の中、銀先生はじらすかのように言う。 「白鳥くんは課題が出来てなくて休んだ、と言ってましたね?」 「・・・はい」 確かに電話口で隆士はそれを言っていた。 もう逃れることは出来ないと恐怖ごと覚悟を決めた。 「じゃあ、白鳥くんの罰は・・・・」 「う・・・・」 「・・・ヌードを描いてくることです」 「ぬ、ヌード!?」 隆士は絶句した。 ある意味では最悪の罰にさえ考えられる。 「白鳥くんの周りには沢山女の子がいますから、簡単でしょう?」 まるで挑発するかのように隆士をのぞき込む銀先生。 だが隆士の思考は既に別の場所へトんでいた。 (ヌード・・ダメだ、そんなの頼めないよ!梢とか朝美ちゃんなら手伝ってくれそうだけど、つけ込むみたいで嫌だし、かといって他の人じゃなに言われるか分からないし・・・・) ネガティブ一直線な思考。 流石は隆士、こうなるとどうしようもなくなるのが彼である。 「白鳥くん?・・・もしなんならもう一つ選択肢はありますよ?」 「な、なんですか!?」 藁をも掴む思いで銀先生の手助けに乗ろうとする隆士。 だが、銀先生はやはり一筋縄でいく人ではない。 「白鳥くんが、私の恋人になってくれれば許してあげちゃいますよ?」 「なっ・・・・!?」 完全な止めだった。 隆士に究極の選択を迫る一言だった。 学校を辞めるという選択を最初から用意していない隆士にとっては、まさに究極の選択だ。 恥をかいて(もしかしたら後ろ指を指されるようになるかもしれない)、学校に通い続けるか。 銀先生の彼氏になって学校に通い続けるか、彼は激しく悩んだ。 「そんなに悩むことですか?」 悩み始めて30分、流石にヤバいと思ったらしく、銀先生は隆士に声をかける。 「そんなに私には魅力はないんですね?」 彼女がそう言うのももっともだ。 正面きって真っ裸になってくれという恥と比べられて、これほど悩まれるというのは嫌なものだ。 「っていうか何で僕が先生の恋人に・・・?」 疲弊した顔で隆士は振り向き、質問を返す。 隆士の質問を聞いた銀先生は、まさに天使のような笑顔で答えた。 「私、白鳥くんのことを前から可愛いなぁって思ってたんですよ」 「可愛い・・・ですか」 隆士は複雑な気持ちになった。 そりゃあ誉められたと思えば嬉しいが、でも男なんだしカッコいいと言われた方がより嬉しい。 「で、どうするんですか?ヌードを描いてくるか、私の恋人になるか、どちらを選びますか?」 「・・・先生の恋人になります」 「そうですか♪嬉しいですよ♪」 まさに苦渋の決断だった。 だが隆士としても、銀先生のような美人に告白(?)されて嫌な気はしない。 「じゃあ、今からは恋人同士の逢瀬ですね♪」 「恋人同士の逢瀬・・・ですか」 隆士とて年頃の青年。 その言葉の意味ぐらい簡単に理解できる。 頬をうすい桃色に染めた銀先生が、隆士の頬に両手をあてがう。 「せん・・・せい・・」「雅って、呼んで下さい。今は先生じゃないですから・・・」 小さく抗議したのち、唇同士がふれ合う。 銀先生から漂う柑橘系の香りが、心地よい。 最初はただ唇がふれ合うだけのキス。 一旦唇を離した後、今度は濃厚なディープキス。 おずおずと、それこそ申し訳程度に出された隆士の舌を、銀先生は積極的に絡めとっていく。 互いの舌から、クチュクチュと水音が鳴る。 無人の学校でのキスは、隆士にはあまりに刺激的だった。 「ん・・・ぷぁ、ふふ・・・隆士くんのおチンポ、もうこんなに大きくなって・・・」 「み、雅さん!?ダメ、そんなところ触らないで・・・!」 かなりの強度まで勃起した隆士のペニスを、銀先生は撫でさする。 まるで愛おしいペットを撫でるかのような手つきだ。 ズボンの上から勃起をさする手は、時に優しく時に激しく動いた。 だが、隆士にも限界というものはある。 当然のことだ。 しかし、銀先生はここでも意地悪だった。 「フフフ、白鳥くんのおチンポがビクビクって震えてますねー?」 「ぁう、そんなに見ないで下さい・・・」 愛撫する手を止め、ズボン越しに脈打つペニスをじぃっと見つめる。 正直言えば隆士にとっては恥ずかしい以外の何物でもない。 「じゃあ、そろそろ楽にしましょうか」 不意に銀先生はそう言い、ズボンのチャックを開けた。 トランクスに大きなテントが張られており、それは暗に隆士のものが限界まで勃起していることを語っていた。 「今度は私を愛撫してくださいね゙」 どこか弾んだような声で銀先生が言った。 無論、チャックはあきっぱなしだ。 「チャック・・・閉めていいですか?」 「ダメですよ♪」 「即答・・・ですか」 はふぅ、と溜息をつく隆士。 彼の抵抗は十秒にも満たない時間だけしか持たなかった。 とりあえず、隆士は銀先生の和服を脱がそうと考える。 服が邪魔だし、っていうか和服の脱がし方知らないんだけどな・・と隆士が悩んでいると。 「和服は脱がしちゃいけませんよ?ほら、この胸のところから手をいれて・・・」 銀先生にレクチャーされてしまった。 とりあえず、銀先生に言われたように服の中に手を入れてみると。 ・・胸を遮る物がない。端的に言って、ノーブラだ。 「和服を着るときは下着を着けないのが基本、です」 隆士の戸惑いを読んだのか、銀先生はそういうと隆士の手をとり、自分の胸にあてがわせる。 丁度隆士の手より少し余るくらいの、形の良い胸。 先端は既に固く、隆士の指が先端を掠めたり撫でたりする度に、銀先生は喘ぎ声を洩らす。 感度は良すぎるほどだったらしく、5、6分愛撫を続けると彼女の股の辺りが濡れてきていた。 「雅さんのここ、もうぐじゅぐじゅです・・・」「白鳥くんの愛撫が上手ですから・・・。もうガマンも限界です」 隆士もようやく慣れてきたのか、左手で胸を愛撫し続ける傍ら、右手では銀先生の秘裂を筋にそって撫でたり、時折指を入れたりしている。 「雅さん・・・・」 「キス、してください・・・・」 言うが早いか、唇同士が触れあう。 貪るように互いの舌を絡めあい、唾液のミックスジュースを分けあい、その最中にも隆士の愛撫は続いている。 唇を離したとき、二人の口元に銀色の橋がかかる。 隆士は愛撫する手を止め、銀先生の正面に回る。 「入れてくれるんですね・・・・?」 やはり桃色に染まった頬。 いつもの彼女からは想像も出来ない艶っぽい表情に、隆士の理性は綺麗に焼き切れてしまった。 銀先生の脚を開かせて、スカート(?)を上に上げさせる。 当然パンティなどは身につけていなかった。 「綺麗です・・・・」 「嬉しい・・・早く入れて下さい・・・ジラさないで・・・」 あれほど強気だった銀先生の懇願に、隆士のペニスはさらに固さを増した。 「うぁ・・・」 「くぅん・・・・」 先端が膣中に入るだけで、相当な刺激が襲う。 入らなそうな大きさのペニスを、しかし彼女の秘裂は受け入れようと愛液を大量に分泌する。 「雅さんのここ、こんなに濡れてる・・・・」 「はやく、早く欲しいんですぅ・・・・」 最早懇願を越えて哀願にさえなりつつある彼女の声。 隆士は大きく息を吸い込むと、彼女の膣を一気に貫いた。 膣内にあった愛液が、ゴポっと音をたてて溢れだした。 「かは・・・ぁ・・」 貫かれた瞬間、彼女の身体がビクリと痙攣した。激しすぎる程の快感、一気に貫いたことでの摩擦などが原因で、彼女の身体には度が過ぎた性感が走り抜けた。 「みやび、さん?」 「かまいません、動いて良いですから・・・」 息を乱す彼女を心配してか、剛直を挿入したまま顔をのぞき込む隆士。 だが、絶頂を迎えた銀先生の顔は艶と色に満ちており、隆士を一層興奮させることとなった。 「じゃあ、動きますよ」 誰ともなしに隆士はそう呟き・・・腰を激しく動かし出した。 「はぁ・・・はぁ・・」「そこ、そこをもっと突いて、ぐちゃぐちゃにしてぇ・・・」 狂乱。 隆士のペニスで膣内をかき回されている銀先生は、普段の清楚さを微塵に砕くかのように乱れ、喘ぎ、叫ぶ。 口元からは唾液がトロトロと流れ、首筋を汗と共に濡らしていく。 「みやびさん・・・みやびさん・・・・・!」 「んぅぁ・・・ひぅん・・・イく、イきます・・・イっちゃうぅ!!」 クリトリスを幾度となく突かれ刺され、こすりあげられた果ての絶頂。 二人の息がやがて交わり、どちらともなくキスをする。 舌を絡めあい、歯茎を舐め、唾液を吸い抱きしめあう。 密着しあう身体からは、互いの体温が直に伝わってくるようで。 「出して、白鳥くんの精液私の膣中に出して!」「射精ます、僕もう射精しちゃいます!」 より一層強く抱きしめあい、距離を全くの零にした後に、隆士のペニスが弾けた。 熱くてドロドロのマグマのような精液が、銀先生の膣内に染み渡り、満たす。 もう呼吸をするのがやっとと言わんばかりの二人。 しかし、顔は満足そうにほほえんでいた・・。 「もう、白鳥くんは出しすぎですよ?濃くて熱くて・・・子供が出来ちゃったらどうするんですか?」 服を着たままの性交だった為、濡れてしまった彼女の服を乾かす間、銀先生は窘めるように言った。 その姿が妙に可愛らしくて、隆士は彼女を抱き寄せた。 「責任はちゃんととりますよ、雅さん。まだ僕は未熟だけど・・胸を張って雅さんと一緒になれるように頑張ります!」 「楽しみです♪」 隆士の腕に抱かれた銀先生は、隆士の胸に頭を預けた。 がっしりとしている訳ではないが、優しさに満ちた暖かさに包まれるようで、嬉しかった。 「白鳥くん?」 「なんです雅さん?」 「服が乾くまで・・・もう一回やりましょう♪」「そうですね」 どうやら二人はまだまだ体力が残っているらしい。 二人の初夜は、まだ始まったばかりだった。 「はーい皆さん、メルメルメールヘンな、素敵な絵は描いてきましたかー?」 いつも通りの銀先生の声がして、皇デザイン専門学校の一日が始まるが。 「あっちゃー・・・忘れちゃったよ・・・」 描いてきたメンツの中で、ただ一人隆士だけが課題を忘れていた。 「白鳥くんはまたですか?とーっても厳しいお仕置きが必要みたいですね?」 にっこりと微笑む銀先生の元に、隆士は歩いていく。 「ではお仕置きの時間です。こっちの部屋ですよー♪」 いつものあの部屋に一緒に入り、ドアの鍵を閉められる。 「で、今日のお仕置きはなんなんですか?」 戦々恐々といった感じで隆士が声をかける。 と、銀先生はスカートをめくりあげる。 当然のごとく、ノーパン。 「・・・へ?」 「白鳥くんには、お昼休みに私とエッチしてもらいますよ♪」 「・・・いや!?」 「ダメとは言わせませんよ?白鳥くんの事を想うだけで私のここはこんなにぐじゅぐじゅになっちゃうんですから」 頬を赤くし、でも女神のような笑顔で言ってくる彼女。 隆士はそれを断るなんて出来ずに。 「解りました、またたくさんエッチしますからね?」 「はい、いいお返事です♪」 二人は、罰という名目での性交を、日々繰り返していました。