僕はあわてて答えた。 「ふふふー隠しても無駄ですよ〜〜私にはわかるです〜」 そのとおりだ。勘が鋭いこの娘でなくても僕の動揺振りを見れば一目瞭然でわかる。言い訳をしてもしかたないからすべてを打ち明けることにした。 「ほうほう〜そうですか〜やっぱりそうだったんですね〜〜」 はじめからわかってたくせに・・・まぁこれでなにも隠す必要はなくなると思うと内心ほっとした。しかし彼女はこんなことまで訊いてきたのだ。 「それで白鳥さんはえっちしたことありますか〜?ひとりえっちじゃないですよ〜(笑)」 僕は拍子抜けしてしまった。この娘の奇奇怪怪な言動にも慣れてきたつもりだがさすがにこの発言には驚いた。僕があっけにとられ無言でいると彼女は淡々とまた訊いてきた。 「白鳥さんは女性と肉体的関係を結んだことありますか〜?」 さっきのストレートすぎる発言に比べればかなり抽象的な表現だ。しかしその意味することは同じである。僕はもうはっきり答えた。 「あるわけないないでしょ!冷やかしにきたんなら帰ってよ!僕はレポートの作成で忙しいんだから!!」 ほんとはレポートなんてないんだけどとにかく。 すると彼女は僕の強めな発言に少しも臆することなく 「別に冷やかしにきたんじゃありませんよ〜私はそんな白鳥さんの悩みを解決してあげようと思ってきたんですから〜」 別に悩んでるわけじゃないんだけど・・・とは言えなかった。なぜなら僕が無理をしてると思われてしまうからだ。それにまったく気にしていないというわけでもないし。 「解決ってどういうこと?」 僕は素直に尋ねた。誰か知り合いの女の子でも紹介してくれるのだろうか。 「ですから私が白鳥さんのお相手をしてあげようかと〜」 ぼくはさっきの百倍驚いた。 白鳥さんのえっち〜〜 〜 僕は生で女の子の胸をみるのははじめてだった。それにしても彼女の胸は大きさといい形といい申し分なかった。 「白鳥さんの好きにしていいですよ・・・」 「珠実ちゃん・・・」 僕はもう理性が本能を抑え切れなかった。ひたすらただ無心に彼女の胸を舐めつくした。そのときはもう梢ちゃんのことなど頭になかった 彼女の顔がすごくかわいく見えた。いつもの朗らかな表情とはうってかわり恥ずかしそうに赤面してたのがさらによかった。 「あれ〜珠実ちゃんって処女だったんだ〜。でも初めての相手が僕でよかったね。」 「白鳥さん痛いです・・・もう許してください・・・」 「お願いします!膣内だけはやめてください!妊娠しちゃいます〜〜〜!」 「・・・おはよう珠ちゃん・・・昨夜のこと覚えてる・・・?」 「もちろんです・・・まだ腰が痛いです・・・」 「でもまさか白鳥君があんな酒乱だっとはね・・・」 「桃さん今まで白鳥さんと宴会やっててきづかなかったんですか?」 「白鳥君今まであんま飲んだことなかったからね・・・昨夜はちょっと飲ませすぎちゃった。」 「桃さん!私はあんなことされちゃったんですからね!ほんと恨むですよ!・・・薬局屋行きますからちゃんとつきあってくださいです!・・・一人じゃ恥ずかしいですから」 「まさか妊娠検査薬買うの?だいじょーぶだって〜〜危険日じゃなかったんなら。」 「・・・つきあってくれますよね・・?」 「・・・わ、わかったわよ。」 「あれ二人ともおはよう〜。昨夜の宴会どうだった〜」 「どうだった〜って白鳥さん・・・あんなことしといて何も覚えてないんですか・・・?」 「へ?僕なんかしたの。ごめん全然覚えてないんだけど・・・」 「だめよ!珠ちゃん!白鳥君だって悪気があってやったわけじゃないんだから!ここは私たちが大目にみてあげなきゃ。」 「うぅぅぅ・・・・」 「じゃあね!僕今日は急いでるから!!」 「それにしても梢ちゃんといい白鳥君まで普段とまったく違う人格がひそんでいたとはね〜やっぱあの二人はどことなく似てるのかもね〜」 「梢ちゃんは白鳥さんみたいなあんなことしないです!!」 「はぁ・・・困ったなぁ・・・どうしよう・・・」 「何か困ったことがあるんですか?白鳥さん。私でよければ力になりますよ。」 「いや、大丈夫だよ梢ちゃん。気にしないで。」 「そうですか・・・」 言えるわけない・・・ヌードモデルになってくれなんていえるわけない・・・それにしてもなんでこんな課題を出すんだろ・・・一介の学生にそんなことできるわけないじゃないか。 いくら芸術だのいったってそんなの通じる女の子なんているはずない!しかたない、この課題はあきらめよう・・・きっとほかのみんなもできないはずだ。 「あの白鳥さん・・・ヌードモデルをお探しなんですか・・・?」 「え!!??なんで梢ちゃんわかったの!?」 僕は一切口にしてはしてないはずだ!まさか僕の心を読み取った!? 「いやその、さっき白鳥さんが落としたこの紙に書いてあったので・・・」 「それは課題のプリント!いつ落としたんだ!? 「私やってみます・・・白鳥さんに描いてもらえるのならヌードでもいいです。」 「梢ちゃん・・・ほんとにいいの?描いたやつ提出するんだよ・・・?」 「はい、」